事務職の時給・月収
事務職として働き始めたAさんの時給は、1400円でした。この1400円は、一般事務職の全国平均時給となっており、月収にすると、22万円となっています。また、都市部に行くとプラス100円、東京近郊だと200円程度プラスになります。つまり、一般事務職でも、月収22万円以上は受け取る事が出来る計算になるという事を、Aさんは知りました。また、地方に行くと、時給1400円より低い場合もあるようですが、派遣会社によっても時給が違う為、同じ一般事務でも、雇用契約をしている派遣会社が呈示してくれる額が1800円以上あれば、月収28万円は稼げる事になります。この事を知ったAさんは、都市部や東京近郊へわざわざ行かなくても、一般事務で十分安定した生活が出来ると思ったそうです。
また、3ヶ月が経って最初の派遣期間が終了した時、スキルを身に付けようと考え始めていました。それは、別の派遣会社から派遣され、Aさんと一緒に一般事務として働いていたBさんが、パソコンスキルを持っているという事で、自分で時給交渉する事が出来るようになり、平均時給に能力時給がプラスされている事を知ったからでした。そうなれば、時給自体が上がる為、確実に月収28万円以上は稼ぐ事が出来る事になります。また、求人情報によって、パソコンスキルや、他のスキルを持った人を優遇する企業もある事を知りました。スキルを優遇する場合、時給自体が高い事と、働ける業界が広がる事と、大手に勤める事も可能になるという事になります。事務職と言っても、色々な職種があって、スキルによって時給も変わってくるのだと、Bさんは教えてくれたそうです。Aさんも、Bさんの様に、スキルを身に付けて、時給の事は勿論ですが、幅広い業種で仕事を与えられる様になりたいと思うようになりました。